糖質制限食体験談A

糖質制限食で13kg痩せ、高血糖が正常化!
高血圧、不整脈も解消し、合併症も出ない!!
(*本文は下の方にあります)


●何をしても痩せられなかった

東京都・主婦・60歳 新谷静香さん(仮名)

私は、2007年に受けた市の健康診断の結果を見て驚きました。 血糖値が206mg/dl(正常値は110mg/dl未満)、ヘモグロビンA1c(過去1〜2ヶ月の血糖値がわかる数値で、正常値は5.8%未満)は 9.9%もありました。総コレステロール値は、283mg/dl(正常値は220mg/dl未満)、中性脂肪値が396mg/dl(正常値は150mg/dl未満)でした。 血圧は最大血圧が170mmHg(正常値は140mmH以下)と高かったのです。数値がこんなにも上がっているとは思いませんでした。 糖尿病、高脂血症(血液中にコレステロールや中性脂肪が増えすぎた状態。脂質異常症)、高血圧と診断され、 医師から痩せるように言われたのです。

47歳の時、私は自律神経(内臓や血管の働きを調整する神経)の乱れが原因で体調を崩し、27年間勤めた保育士の仕事を辞めました。 当時、不整脈が出て軽い狭心症と診断されて、体温も35度台でした。 そして、そのころから太り始めました。血糖値やコレステロール値も徐々に高くなって、 「病院に行かなければ」と気になってはいたものの、親の介護などが重なり、自分のことは後回しにしてきました。 低体温で代謝が悪いせいか、何をしても痩せられません。そんなある日、たまたま手に取った健康雑誌で 「糖質制限で糖尿病はよくなる」という記事を見つけたのです。できれば薬に頼らずに、 自分で糖尿病を何とか改善したいと思っていた私は、糖質制限食による糖尿病治療を行っている病院を受診したのです。 入院は2008年2月から2週間、そして、退院した時点で、数値はかなり改善していました。

退院後から現在に至るまで、糖質制限食は続けています。 もともと私は、ご飯や麺類が大好きだったので、最初は、主食を抜く食事に切り替えるのが大変でした。 でも半年ほどたつうちにすっかり慣れました。 糖質制限食は、基本のやり方さえ覚えてしまえば、とても実行しやすい食事療法です。 私の場合、まず、ご飯、パン、うどん、そば、パスタなどの主食を抜きます。 野菜や肉、魚、卵、豆腐や納豆などの大豆加工食品を中心に食べ、ソース、ケチャップ、 本みりんなどといった糖質の多い調味料は避けるのです。 また、家族や友人と思い切り食事を楽しみたいときには、 糖質を食べても血糖値が上がりにくくなる処方薬を食前に飲むようにします。



●ダルマのようだった体型がスッキリ!

成果は確実に現れました。体重は、糖質制限食を始めてから1年ほどで13kg痩せ、65kgから52kg(身長は149.5cm)になりました。 まるでダルマのようだった体型がかなりスッキリして、周りから「痩せたわね!」と言われるようになったのです。 年に1〜2回は病院で検査を受けていますが、2008年10月の検査で、血糖値は87mg/dl、ヘモグロビンA1cは5.%、 総コレステロールは172mg/dl、中性脂肪は54mg/dlと、すべて正常値人り、現在まで維持できています。 また、最大血圧も130mmHg台で落ち着くようになり、体温も36度台になりました。 主治医からは、糖尿病の合併症が起こる心配はないと、お墨付きを頂いています。

とはいえ、油断は禁物ですから糖質制限食はこれからも続けるつもりです。 ただし、厳しくやりすぎても長続きしないというよりも、緩めにやって長く続けようと、 現在のうちは3食のうち、1食は糖質制限食を取っています。 現在の体重は、54.5kgと少々戻ったものの、痩せてから体調もよくなり、不整脈も全くでていません。 肩こりや、頭がモヤモヤする感じもなくなり、とても健康になりました。
糖質制限食を続けるうちに料理のレパートリーもかなり増え、いろいろ工夫して作るのが楽しくなってきました。 私は現在料理教室で教えていますが、糖質制限のお菓子やお料理は大変好評です。 例えば、ドライカレー、パンケーキ、上げ団子などには、おからを使い、変わり餃子には、皮に油揚げを使っています。



●糖質制限を続けることが重要

エージーイー牧田クリニック院長 牧田善二氏

糖質制限のメニューをいろいろと工夫して、食生活を楽しんでいるご様子で、大変良いことだと思います。 ただし、このまま糖質制限食をずっと続けていくことが、とても重要です。 というのも、ヘモグロビンA1cや血糖値が改善しても、過去に血糖値が高かったツケが、後から出てくるケースがあるからです。 ヘモグロビンA1cが5%前後であっても、合併症が現れる患者さんも少なくありません。 糖尿病は、狭心症を発症しやすいので、心臓の定期検査の受診も心がけましょう。