高血糖・糖尿病対策に『黒豆の煮汁』

医師報告!「黒豆の煮汁」でインスリン分泌が再活性! 糖尿病の改善例が続出している! 糖尿病返上にズバリ効かせる「黒豆の煮汁」の作り方と飲み方のコツを解説。


■インスリン注射が不要になるほどの大回復

NHKの情報番組の特集で、私が日ごろ、患者さんにお勧めしている「黒豆の煮汁」が紹介されて、 大きな反響を呼んだことがあります。この黒豆の煮汁とは読んで字のごとく、水に溶け込んだ黒豆をそのまま火にかけ作る、 黒い汁です。これを飲んで血圧が下がる、白髪が黒くなる、耳鳴り・飛蚊症が消える等々。 さまざまな健康効果を実感する人が多数います。 なかでも私が実感している目覚ましい働きが、「黒豆の煮汁は高血糖の改善にきわめてよく働く」ということなのです。 私は平成4年ころから、黒豆の煮汁を診療に応用するようになり、やがて糖尿病患者の血糖値が見事に下がったケースが 25例ほど集まりました。 ずっと打っていたインスリン注射が不要になるほど血糖値が下がった患者さんまで現れて、私もこれには驚きました。

インスリン(血糖値を下げるホルモン)を分泌する膵臓の細胞のうち、80%が働かなくなるとインスリン注射が必要になるといわれます。 また、失われた機能は再生しないため、その後の生活では注射が手離せないとも一般に認識されています。 そのインスリン注射が不要になったということは、黒豆の有効成分によって、膵臓のインスリンの分泌機能そのものが 高まったことを意味しています。 私はこうした画期的なデータをまとめ、兵庫県で開かれた黒豆研究の学会で発表しました。


■200まで上昇した血糖値が1ヶ月で正常化

黒豆の有効成分の中で「トリプシンイヒビター」と「キモトリプシインヒビター」は、血糖値を速やかに下げるための 原動力ともいえます。ネズミを使った実験などからは、これらの消化酵素は膵臓のインスリン分泌細胞を増殖させたり、 大きく太らせる作用があることがわかっています。 実際に黒豆の煮汁を飲んでから、血糖値が下がり始めるまでの期間は個人差がありますが、まずは3ヶ月、毎日飲んでみてください。 早い人では、160〜200の空腹時血糖値が、1ヶ月で108の正常値まで下がったという例もあります。 冒頭で挙げたようなその他の効果も実感できるでしょうし、特に便秘や冷え性の改善は一週間程度で実感できるでしょう。


■長時間の過熱はせず、冷やして飲用する

黒豆の煮汁は市販の黒豆と水だけを使って、自宅で手軽に作ることができます。 その効能をより高めるには、次のような点に留意するとよいでしょう。

▼黒豆を煮る時間
血液サラサラ効果を高めるには、黒豆を沸騰後に弱火で20分煮ますが、糖尿病の改善を目指す場合には、 弱火で煮る時間を5〜10分とします。長く加熱すると、インスリン分泌を促す消化酵素が壊れるためです。

▼煮ているときに出るアク
煮ているときに浮き出るアクは救わないこと。アクには、サポニン(コレステロールや中性脂肪を下げる)という 有効成分等が含まれているからです。

▼飲むときの温度
出来上がった黒豆の煮汁は、冷蔵庫で保存します。飲むときは、冷やしたものをそのまま飲みます。 理由は先に挙げたとおり、消化酵素が熱で壊れるのをなるべく防ぐためです。

▼1日に飲む量
1g(5〜7カップ)の水で作ると、出来上がった黒豆の煮汁は600mlほどになります。これが1日分の量です。 実際に飲むときは、2回に分けるなら300mlずつ飲みます。

▼余った場合の保存
出来上がった黒豆の煮汁は、なるべく1日で飲みきるようにしますが、余った分は冷蔵庫に入れます。 ただし、2日程度で飲みきらないと、味が変わるので注意です。

▼飲む時間帯
厳密な時間の決まりはありませんが、1日2〜3回。食間の空腹時に飲むようにします。

▼ふだんの食生活
黒豆の煮汁を飲む以外は、特に変える必要はありません。

▼残った豆
そのまま食べたり、料理にも活用できますが、50gの黒豆のカロリーはご飯3杯分あり、カロリーオーバーに要注意です。