高血糖・糖尿病対策に『マグネシウム食』

マグネシウム食』は、インスリンの分泌を促進し、糖尿病の予防・改善に高い効果があります。
(*本文は下の方にあります)



■マグネシウム食

●マグネシウム不足が糖尿病急増原因の一つ

横ばいだった日本人のU型糖尿病の発症数は、1965年を境に増加していき、1970年代に右肩上がりで急増します。 少し前の調査では、予備軍の数も入れると約220万人で、その数は増えていくばかりです(平成19年厚労省調べ)。 なぜ日本人の糖尿病患者数は、これほど増えたのでしょうか。 この問題について研究を続けているのが、東京慈恵医大付属病院の横田邦信医師。 横田医師は、マグネシウム摂取不足の解消こそ、糖尿病の増加を抑制するカギだといいます。 マグネシウムは膵臓に働きかけ、インスリンの分泌を活性化するために必要な栄養素。 その反面、「忘れたミネラル」と称されるほど、意識的な摂取が必要となる栄養素です。 ところが、日本人の食生活が「半」欧米化し、伝統的な日本食が減ったことで、 マグネシウムの日常的な摂取が難しくなっていると、横田医師は指摘します。

その根拠の一つが、糖尿病患者数の増加と半比例するように、減少している大麦や雑穀などの消費量です。 1965年、日本人の穀物摂取量がそこに達し横ばいになるのと入れ替わるように、糖尿病患者数が増えているのです。 一方で生活習慣病といわれる糖尿病の発症要因は、脂肪摂取量の増加と運動不足による肥満が定説となっています。 しかし、脂肪摂取量は1980年代以降に横ばいか減少傾向となり、エネルギー摂取量も1970年代以降は減少。 それにもかかわらず、日本人の糖尿病患者数は増加しました。

後述しますが、精米していない玄米や穀類にはマグネシウムが豊富に含まれており、それを主食とすることで、 日本人は自然とマグネシウムを補うことができていたのです。 あるいは豆腐のように昔ながらのニガリでなく凝固剤が使われることで、マグネシウム摂取の機会が減ってしまった例もあります。 さらに、1972年の塩田法廃止によって、食塩を摂るようになったこともマグネシウム不足に拍車をかけています。 生成されていない粗塩は、マグネシウムほかが摂取できる大事なミネラル源だったので数。 つまり、穀類、粗塩、ニガリなどマグネシウムが豊富に含まれた日本の食材を口にする機会が減ったにもかかわず、 そのまま欧米的な食生活を取り入れたために、日本人のマグネシウム摂取量が減少。 糖尿病の増加の要因の一つになったのではと、横田医師は考えたのです。 そこで横田医師が考案したのが「そばのひまごとまごわやさしいこかいなっとく」という、比較的マグネシウムを多く含む 食品を織り込んだ標語です。先頭の州種類を見てみても、蕎麦、海苔、ヒジキ、豆類、そして五穀など、 すこし前の日本人の食体には欠かせなかった食材ばかりとわかります。 これを参考に、日頃のマグネシウム不足を解消していくインスリン分泌促進、糖尿病の予防・改善のため、 食生活の見直しをしてみてはいかがでしょうか。


そば・・・・・蕎麦
の・・・・・・海苔
ひ・・・・・・ヒジキ
ま・・・・・・豆類 ご・・・・・・五穀(米・麦・泡・豆・キビまたはヒエ)
と・・・・・・豆腐(にがり使用)
ま・・・・・・マカデミアナッツ
ご・・・・・・ゴマ
わ・・・・・・ワカメ
や・・・・・・野菜(緑の濃いもの)
さ・・・・・・魚類
しい・・・・・シイタケ(干しシイタケ)
こ・・・・・・ココア
か・・・・・・牡蠣などの海産物
い・・・・・・イモ類
なつ・・・・・納豆
と・・・・・・トウモロコシ
く・・・・・・果物(バナナ、パパイヤ)、くるみ